2013年09月18日 (水) | 編集 |
翌朝、雨も止み、部屋から見下ろす景色は素晴らしかったです。朝焼けが綺麗で、雲間から徐々にキャンディの街が姿を現します。このホテルでは景色が一番の売りです。
ガラス張りのレストランで朝食を終え、今日は、最終地、世界遺産のゴールに向かいます。
出発は、途中で寄る象の孤児院ピンナワラで、9時15分からの子象のミルクやりを見たいので、8時には出発。
キャンディ朝焼け1 キャンディ朝焼け2
ザ・テバ・レジデンシー・ホテル

でも、結局ピンナワラに着いたのは9時半過ぎ。慌てて、子象のいる小屋に向かいます。
最後のミルクやりに何とか間に合います。すぐそばで見る子象の可愛い事。身体に触ると、産毛が意外に硬くてゴワゴワしていました。
その後は、水浴びをするために、川へ向かって象たちが行進していきます。何十頭もの象が皆で道路を渡り、川へ下りて行く様は壮観です。川の畔で、私達は象を間近に眺めることが出来ます。日本だったら、こんなに近くまで行かせてくれないだろうな。
のんびり水に浸かったり、鼻で水を吹き上げたり、川辺に転がったり、水浴びをする象はいくら見ていても見飽きません。でも、そうは行きません、後ろ髪を引かれながら、川を後にして、象のフンから作った紙でできたアクセサリーを買い、車に乗り込みます。
子象のミルクやり 象母娘
象の大行進 象の水浴び
水遊び

ここからゴールまでは190キロと、結構時間がかかりそうなので、ランチは後回しにして先を急ぐこととしました。これが本当に遠かった。途中道路工事をしている所が結構あり、予定外の高速道路にのっても、3時間半の予定が5時間ぐらいかかってしまいました。インフラ整備はまだまだのようです。
4時半と遅めのランチは、ゴールの手前のサーフィンのメッカのヒッカドゥワのホテルで。せっかくの海沿いだというのに、決められたランチはフライド・チキンで、海産物は食べられず。がっかり。

こんなに時間がかかるなんて予想外だし、コロンボまでの帰りが心配になり、帰りは唯一の高速を使うんですよね?と、サマンさんに確認したら、高速を使う予定ではないとの事。その日は、あまりに遅れたから、ガイドとドライバーの自腹で高速代を出してくれたとの事。私達はびっくりして、お金より時間が大切だから、私たちが負担するから、帰りも高速を使ってくれと頼んだら、400ルピーの高速代を出すならOKと言われました。400ルピーって、たった280円じゃない。やっぱりかなり物価の違いがありそうです。

その日のホテルは、かの有名な建築家ジェフリー・バワのジェットウィング・ライトハウスホテルです。ヨーロッパ人の血もひくスリランカの上流階級に生まれたバワは、イギリスのケンブリッジを卒業し弁護士となりますが、その後自分の理想郷を造るため建築を学び直し、リゾートホテルや国会議事堂、カフェなど数々の名作を残しています。
その一つのホテルですが、立地は海岸沿いで、海や岩の色とマッチしたオレンジ系の外観でロビーから海までオープンエアの開放的な造りです。エントランスからロビーに上がる階段の、スリランカ人芸術家ラキ・セナナケの手によるモニュメントが印象的です。『ランデニヤの戦い』というオランダ人植民者とシンハラ人の戦いの場面をイメージして作られているそう。
お部屋も広く、目の前にはプール越しに海が見えます。ただ、グレード的には、前のホテルよりやや劣ります。客層もファミリー色が強いです。レストランも、これまでのコースではなく、朝食も夕食もビュッフェ・スタイルでした。ただ、体調が今一の私には、食べられるものを少しづつ食べられたのでちょうど良かったです。
ライトハウス1 ライトハウス2
ライトハウス3 ライトハウス4
ライトハウス5 ライトハウス6

6日目、ゴール旧市街地観光です。ホテルからは、車で10分ほど。
世界遺産となっているゴールの旧市街地は、赤茶色の石造りの時計塔がある高い塀に囲まれたほんの500m四方ぐらいの所です。港町としての歴史は古く、14世紀にはアラビア人商人が出入りし、16世紀にポルトガルが最初の砦を築き、17世紀にオランダが砦を拡張し、その中に町を築いたのが旧市街の原型となりました。砦の上は歩道になっていて、綺麗なインド洋が望めます。とても穏やかな海ですが、04年にここにスマトラ沖地震の余波の大津波が襲ったのです。突端の旧市街地は、この高くて堅固な砦のおかげで守られ、湾の内部の新市街地の方が流されたそうです。だから、旧市街地のコロニアル風な建物は現存しています。
ゴールの海 オールドゲート
時計台 

街並みは風情があるものの、見るべきものはあまりありません。ただ、ちょっとセンスの良いショップ、コロンボ本店のファブリックのお店、ベアフットとかあり、ぶらぶら歩きが楽しめます。でも、やはり暑い!そうそうは歩けず、小1時間でお散歩終了です。
旧市街地のホテルでランチした後、車で新市街地をちょっと周ってもらい、ホテルに帰ります。

元気一杯なら、午後からホテルのエクスカージョンの川下りとか、せめてプールに行きたかったのですが、夕方からまた熱っぽくなり、仕方なく休憩です。
ホテルの案内パンフレットを見ると、ここを起点に、エレファント・サファリとか国立公園のレオパルドを見に行ったり、熱帯雨林の鳥や動物観察、鯨ウォッチングまであるらしい。所詮この日程では無理だったけど、行きたかったなあ。
友達は、この間にホテルのスパに行き、トリートメントを受けました。1時間で3500円。安いわ。

最終日は、ゴールから快適な高速道路にのり、コロンボに戻ります。去年末に開通した高速道路の通行量はとても少なく、何よりトゥクトゥクがいないから快調に飛ばせます。早く全土に高速網が出来れば良いのに。でも、計画ではコロンボから北のジャフナまでで、東のポロンナルワや中央のキャンディ方面へは未定だそう。
おかげで、9時前にゴールを出て、コロンボには10時半には着きました。

コロンボは、これまで周ってきた所とは比べ物にならない位、都会で、綺麗に整備されています。近代的なビルが建ち並ぶ一方、植民地時代の名残のコロニアル風建築も残り、人が多く活気があります。
まずは、官庁街フォート地区の国営ショップ、ラクサラへ。ここで、お土産物の目星をつけ、木彫りの象やクッションカバーなど買いました。
それから、市内をぐるっと車で周り、ジェフリー・バワ建築の国会議事堂や寺院を車窓から写真撮影。
国会議事堂 寺院
ランチは、高級住宅街シナモンガーデンズのお洒落なハンバーガーショップ「ザ・コモンズ」で。でも、日本人には別段珍しい所ではないし、高いし美味しくないし、つまらない。

午後は最後の買い物三昧。コロンボには、意外にもかなりハイセンスな雑貨屋、ショップがあります。しかも、プティ・プライス。俄然、買い物魂に火が付きます。
ガイドブックをチェックして、車で周って貰います。暑くてとても歩けないし、こういう所は専用車で助かります。まずは、キャンディでも行ったオデールへ。ここら辺では一番の高級ショッピングモールだそう。やっぱりTシャツが可愛い。しかも千円しない。
次いで、ノリタケ・ショップに立ち寄り。日本のノリタケ製品が半額で買えますが、いかんせん重いし、気に入ったデザインがありませんでした。

お次は、ゴールでも行ったベアフット。カラフルな手織り製品が綺麗にディスプレイされ、インテリアのセンスが良く、どれもこれも欲しくなります。象の縫いぐるみや壁掛けを購入。
次いで、モダンな雑貨屋パラダイス・ロードへ。見ているだけで楽しい。綺麗な塗り物のドアストッパーを購入。
どのお店もかなりクオリティが高く、バイヤーになって、日本でショップを開きたくなります。今は安いけど、きっと数年後には倍くらいの価格になっているんだろうな。
最後に、紅茶専門店へ。いろいろ種類があり迷ったので、生産地別詰め合わせを購入。紅茶はここでは豊富に採れ、高級品ではなく日常の飲み物なので、価格的に安いです。もっと一杯買えば良かったな。でも、軽いけど嵩張るのよね。
お土産


最後のディナーは、海沿いの高級ホテル、ゴールフェイスのベランダ・レストランで。ビュッフェ形式ですが、ここのカレーは上品なお味で美味しかったです。
ゴールフェイスホテル

体調を崩しながらも、最後まで遊び切りました。
空港まで送って貰って、サマンさん達とお別れです。1週間お付合いいただきありがとう。サマンさんの話では、季節的には8月はやはり暑いので、5月位に来るとちょうど良いとの事。サファリツアーにはぜひ行きたいし、今度来るなら、道路が整備された後が良いな。

空港の免税店はドル表示で高いし種類も少なかったです。
待合室にいると、また中野君に会いました。すっかり日焼けして、ちょっと痩せた感じもします。聞けば、大体私達と似たようなルートを辿り、キャンディのお寺のプージャーにも同じ頃いたらしい。今日は、やはりゴールから乗り合いバスでコロンボまで来たそうですが、半日かかったそう。お土産は、ヌワラエリアの紅茶と、スリランカ・ビール(ライオンビール)3本ですって。かかった費用を訊いたら、航空券が9万円、ホテル代は8泊で1万円しなかったけど、世界遺産の見学料が30ドル前後と結構高くて、トータルで15~6万円との事。私達は、ガイド付き専用車で、ホテルも食事もオール込で26万円だから、そんなに高くないかも。
中野君が被ったトラブルは、最初の日にいきなりバスの中で、ズボンのポケットから全財産(3万円とキャッシュカード)入ったお財布を掏られて、日本から送金して貰わなければならなかったそうです。やっぱり日本とは違い気が抜けません。
帰りの飛行機では、疲れていたので爆睡。今回は、身体の疲れがすっきり取れるまで1週間位かかってしまいました。年のせいもあるけど、取り敢えず次は涼しい所に行きたいとつくづく思いました。







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